2008年12月23日火曜日

ドライブ・スプロケット交換

CD125Tでは定番のドライブ(フロント)スプロケットの交換をしました。ノーマルの15Tから17Tへ変更します。

CD125Tは5速ですが、1-4速が非常に近い、いわゆるショートの状態です。発進してから4速まであっという間にシフトアップしなくてはなりません。出前や配達のように発進・加速・減速を繰り返す乗り方ですと良いのかもしれませんが、通勤・通学など一定の距離を乗る場合、特に幹線道路を走るような場合には、あまりにもショートで乗りにくいわけです。
ちなみに最終型であるJA03前後のスプロケは、ノーマルで15T-44Tです。これを17T-44Tに変更します。この手順はCD125T チューン・アップに詳しいので是非ご覧ください。他にもCD125Tに関する情報満載で、私も勉強させていただきました。

上記に詳しいのであまり細かく書きませんが、一応作業手順を参考まで書いておきます。
リヤタイヤ、チェーンカバー、左クランクケースカバーをはずします。このカバーはドリブンスプロケットの部分を覆うだけでガスケットはありません。ご安心ください。

17Tは定番のAFAM製を調達しました。17Tに変えると、上の写真の赤い部分(スプロケの後方側の部分)がカバーと干渉します。ここをカバーの一部を削る必要があります。
・スプロケ交換後、カバーをはめた状態で回すとカラカラと音がします。この際、あらかじめ、干渉する周辺部分に黒マジックかなにかで色をつけておくと、干渉した部分の色が剥げますので、場所を容易に特定できます。

・干渉する部分を削ります。棒ヤスリでゴシゴシやってもいいでしょう。私は電動ドリルに円錐形の研磨用砥石をつけて削りました。ホームセンターで売っています。

なお、チェーンはノーマル118Lですが、そのままでいけました。

さて、乗ってみると!
まず、4速の実用域が格段に広がったこと、そして5速で70-80kmくらいでの走行が非常に楽になったことが分かります。これまでは、1速で発進したら息つくまもなく5速まで上げる、という感じだったのですが、3,4,5速が使いやすいので走りやさすさが違います。流れの速い幹線道路では、かなりギャンギャン回していたような印象だったのですが、とても余裕があります。おそらく燃費も伸びるでしょう。
フロントスプロケ交換は本当にお勧めです。
※参考: フロントは17Tに変えたけど、もう少し最高速の伸びがほしい、ロングにしたいという方。最終方(JA03)と初期型(TF)をのぞきノーマルではリヤ45Tですから、これをさらに1T落として44Tにする方法があります。44Tは純正で手に入ります。部品番号 41201-KCP-J00で、3000円くらいです。

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